地元カナダで未熟児支援をするデフランチェスコ






アンドレッティスタインブレナーオートスポーツから参戦するルーキーのデブリン・デフランチェスコにとって、インディカーで初めての母国開催のレース出走となります。



2000年1月17日、トロントのサニーブルック健康科学センターで生まれたデフランチェスコは15週間の早産で生まれ、体重は500gほどでした。



出生後は生命維持に危険な状況が続き、4か月間も保育器の中で過ごしましたが、その後は障害を乗り越えて順調に発育し、今やインディカードライバーの一人として最高峰レースで戦っています。



「サニーブルックでの適切な対応があって今の自分があります。本当に皆さんには感謝しています」とデフランチェスコは地元に帰って改めて感謝の意を表しています。



デフランチェスコはこれまでにFIAF3からインディライツへとステップアップしてインディカーシリーズに参戦したほか、IMSAスポーツカー選手権のデイトナ24時間レースにドラゴンスピードから参戦してクラス優勝を果たしています。



そして、デフランチェスコは地元でのレース参戦と共に、サニーブルック健康科学センターへのチャリティ活動も同時に行っています。サニーブルック健康科学センターでは毎年4千人もの新生児が生まれますが、保育器による未熟児の育成などの多くの未熟児養育医療も行われています。



先月にデフランチェスコはトロント周辺の病院と未熟児を支援する新たな活動を開始し、サニーブルック健康科学センターが押し進めるDAN Women & Babies Programの知名度を上げると共に、毎年数千人とも言われるカナダのオンタリオ州内での未熟児の支援を後押ししています。



デフランチェスコと家族たちは、ソーシャルメディアのハッシュタグ#BornFastを通じて行ってきた活動の結果、寄付金総額は25万ドルにも達し、支援先であるDAN Women&Babies Programによって未熟児養育医療や妊娠中の女性の為に安全な移動を提供するための自動車の配備などに役立てられてきています。



サニーブルック健康科学センターで未熟児医療を担当するチーフドクターでDAN Women&Babies Programの責任者を務めるEugene Ng(発音わからず)先生は「デブリンはこれまで何千人と支援してきたDAN Women&Babies Programを受けて育った一人ですが、彼の活動を最高に誇りに思います」とコメントしています。



https://sunnybrook.ca/foundation/content/?page=ways-to-give-racing-for-babies

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