ミッドオハイオ、1日目はニューガーデンがトップタイム。佐藤琢磨は15番手。






【昨年ウィナーのニューガーデンがトップタイム】今シーズンも後半戦に入って第9戦のミッドオハイオ・インディ200。金曜日には70分のプラクティスセッションが設けられ、気温33度、路面50度、湿度37%と過去にないほどの高温の中でジョセフ・ニューガーデンが1:07.0549のトップタイムをマーク。



ニューガーデンは昨年のミッドオハイオでのプラクティス1でもトップタイムをマークし、決勝レースではポールトゥウィンでシーズン初優勝をあげています。



【今回もセッションを30分延長】前回のロードアメリカから金曜日のプラクティス1はレッドフラッグによる走行時間の短縮を回避するために45分間から75分へ30分拡大。4セット支給されるレッド(ソフト)タイヤのうちの1セットは、このセッション終了後に返却が義務付けとなります。



このセッションはハードタイヤとソフトタイヤでのタイムとなっっていますが、アイロットとケレットのみがハードタイヤでのべストラップとなりました。



http://www.imscdn.com/INDYCAR/Documents/6061/2022-07-01/indycar-results-p1.pdf



【ルーキー最上位】ルーキー最上位はデイルコインレーシングw/HMDのデイビッド・マルーカスで8位(1:07.5361)となっています。



【佐藤琢磨は15番手】佐藤琢磨選手はターン1でコースアウトしてレースカーを破損。セッション残り15分を切ったところで走行を再開してハードタイヤとソフトタイヤの両方でトータル16周を走行して15周目に15番手となる1:07.8270を記録しています。



琢磨選手は昨年のミッドオハイオの最初のセッションでもターン12でコースアウトしてタイヤバリアにクラッシュし25番手に終わっていましたが、デイルコインレーシングはロードアメリカGP後にミッドオハイオでプライベートテストを実施。チームメイトのマルーカスと共にそのテストの成果が出ています







【地元オハイオ】レイホール家とメイヤーシャンクレーシング共同オーナーのマイケル・シャンクは地元コロンバス近くの出身。グラハム・レイホールは今回で250レース目。ファイアストンはミッドオハイオから75マイルほどのオハイオ州アクロンが本部。オハイオ州はホンダが初めてアメリカに生産工場を開設した地。



【ミッドオハイオ最多のディクソン】現役最多の6勝。過去18レース中12レースでTOP5フィニッシュ。今回で360レース目。



【ガナッシVSペンスキー】両チームともにミッドオハイオで11勝。



【ポールトゥウィン】ミッドオハイオでは昨年を含む過去16回(42%)。



【エリクソンが凱旋】ロードアメリカGPの後の2週間のブレイク中にエリクソンがスウェーデンに一時帰国。空港にはサプライズで大勢の友人らが出迎え。



【今季混戦のロードコースレース】今季4戦目のロードコースイベントを迎え、これまでの3レース(アラバマ、インディGP、ロードアメリカ)ではポールシッター(ビーケイ、パワー、ロッシ)とレースウィナー(オワード、ハータ、ニューガーデン)が全て違う他、表彰台には9人が乗る混戦状況となっています。



【最後尾からの優勝】2014年ミッドオハイオでディクソンは最後尾22位から優勝。ディクソンはウェット予選でコースオフしてノータイム。他、最後尾からの優勝は2020年アイオワレース1で最後尾23位から優勝したパジェノー。パジェノーは燃圧トラブルで予選出走できず。



【ポイントリーダー】現在ポイントリーダーのエリクソンは昨年のミッドオハイオでは2位フィニッシュ。しかし、過去ミッドオハイオで8戦中の7戦でポイントリーダー以外が優勝。



【シーズン8人のポールシッター】8戦が終了して8人のポールシッター。9人目が誕生すれば1961年以来。これまでの最高記録は1952年の1シーズン10人。



【7変化のマクロクリン】DEX Imaging、XPEL、Snap-on、Sonsio、Pennzoil、Gallagher Insurance、Odyssey Batteryと、今回で7つ目のレースカーリバリー。スーツはこれまで3着。グロジャンが5色目。



第9戦ミッドオハイオ・インディ200は7月3日(日)深夜1:30 生中継!



https://www.gaora.co.jp/motor/3408870

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