アイオワで19台がプライベートテスト、佐藤琢磨は3番手






現地6月20日にアイオワスピードウェイで各チームのプライベートテストが実施され、9チーム19人のドライバーが参加しました。



セッションは午前中と午後で実施。タイヤは各チーム5セット。気温は30度を超える状況でした。



トップスピードを記録したのはチームペンスキーのマクロクリン。最多周回数はパワーの282周。佐藤琢磨選手は125周を走行して6周目に3番手スピードを記録しています。



アイオワスピードウェイでのフューエルウインドウは約80周ですが、ロングランでのタイヤの消耗で、時速20マイル以上もドロップします。佐藤琢磨選手は1セット目の6周目にその日の自己ベストスピードを記録しています。



参加19台のトップスピードと走行周回数、自己ベストスピードを記録した周回数は以下の通りです。各車のテストプログラムの内容、走行周回数、自己ベストスピードを記録した周回数もバラバラで、さらには集団走行でのトーイングの有無も影響するので、順位自体に大きな意味は無く参考程度です。プライベートテストでは通常の公式計測器とは別のシステム(今回はファイアストンによる計時システム)が使用されるため、計測漏れなどがある可能性もあります。



  • 1 3 Scott McLaughlin 173.626nph 4/220Laps
  • 2 12 Will Power 173.479mph 6/205Laps
  • 3 51 Takuma Sato 173.054mph 6/125Laps
  • 4 30 Christian Lundgaard 172.087nph 45/136Laps
  • 5 2 Josef Newgarden 172.000mph 68/211Laps
  • 6 5 Pato O’Ward 171.015nph 8/153Laps
  • 7 8 Marcus Ericsson 170.919mph 146/179Laps
  • 8 15 Graham Rahal 170.823mph 30/57Laps
  • 9 06 Helio Castroneves 170.594mph 54/110Laps
  • 10 9 Scott Dixon 170.469mph 55/100Laps
  • 11 45 Jack Harvey 170.371mph 9/112Laps
  • 12 18 David Malukas 170.370mph 39/71Laps
  • 13 48 Jimmie Johnson 169.012mph 40/137Laps
  • 14 10 Alex Palou 168.969mph 62/146Laps
  • 15 60 Simon Pagenaud 168.680mph 33/104Laps
  • 16 77 Callum Ilott 167.576mph 62/70Laps
  • 17 7 Felix Rosenqvist 167.197mph 7/150Laps
  • 18 14 Kyle Kirkwood 166.651mph 90/122Laps
  • 19 4 Dalton Kellett 164.516mph 58/80Laps


2020年のポールスピードはレース1はデイリーの175.188mph。レース2はニューガーデンの175.333mphでした。この時のコンディションは午後4時30分開始で気温32度、湿度66%、路面温度48度。2周計測の1周目をレース1の予選順位として2周目をレース2の予選順位とするルールでした。デイリーにとってはキャリア初のポールポジションでした。



RACER.comのマーシャル・プルーエット氏のリポートによればペンスキーのニューガーデンが18秒377のトップタイムを記録してペンスキーの1-2-3で、琢磨選手は4番手(上順位と速度は同じ)となっています。




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