タイヤのコンストラクションとコンパウンド






タイヤのキャラクターは主にコンストラクションとコンパウンドで決まります。



コンストラクションはタイヤ構造のことで、圧縮やたわみなどのタイヤ自体の変形に影響します。タイヤはサスペンションのコイルスプリングと同じようにバネとしても機能するので、タイヤのコンストラクションが変わるとサスペンション特性が変わるのと同様なことが起きます。テニスボールの硬球と軟球を同じ空気圧にしても弾み方に差が出るのと同じです。



ロードアメリカやIMSロードコースのようにコーナーリング速度が高いレーストラックでは旋回時間が長く、大きな荷重がかかるので、コンストラクションは剛性が高く、つぶれにくいタイヤになります。デトロイトやトロントなどのストリートでは速度も低く、旋回時間も短いので路面の凹凸に追従するような剛性が低めのコンストラクションになります。



もし、IMSロードコース用のタイヤでデトロイトを走った場合は、タイヤが跳ねまくって加速でもブレーキングでもトラクションがかからず、全てのドライバーを不機嫌にすることができます。





コンパウンドはタイヤの接地面に使用される部材でグリップ力と減りに影響します。一般的にはグリップ力の高いコンパウンドは消耗が早く、グリップ力の低いタイヤは消耗が遅い傾向があります。



コンパウンドの違いはラップタイムや走行周回数に大きな影響を及ぼし、インディカーではロードストリートレースでは大きくキャラクターの違う2種類のコンパウンドのタイヤが使われ、よりグリップ力が高いタイヤはサイドウォールに赤いペイントが施されています。オーバルレースで使用されるタイヤは1種類だけになりますが、左後輪は右よりも若干直径(外周)が小さいものが使用されます。



インディカーシリーズのタイヤサプライヤーであるファイアストンは毎レース前に使用されるタイヤのスペック(コンストラクション、コンパウンド、など)を公表しています。




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