ステファン・ウィルソンがインディ500に参戦






昨年のインディ500にステファン・ウィルソンを擁して参戦したドン・キュージック率いるキュージックモータースポーツがドラゴンスピードと共同で第106回インディアナポリス500にステファン・ウィルソンを再び走らせることを発表しました。



カーナンバーは25でエンジンはシボレーを使用します。ステファンにとっては4回目のインディ500参戦ということになります。



プライマリースポンサーはビーフジャーキーのGNAERYで、さらにスポーツウェアのLOHLA SPORTと、建物の窓を専門に扱うSierra Pacific Windowsが、昨年同様にステファンをサポートします。



キュージック・モータースポーツは昨年設立された新興チームで、去年はアンドレッティオートスポーツとの共同体制でインディ500に参戦。今年はスポーツカーレースで実績のあるドラゴンスピードとの共同参戦という体制になります。



ドラゴンスピードは昨年のルマン24時間レースにLMP2のProAm参戦してJPモントー組がクラス優勝。今年のデイトナ24時間レースではLMP2クラスで3勝目を記録。2019年にはIMSA、WEC、欧州ルマンシリーズ(ELMS)の3シリーズで優勝しています。2017年にはELMSでシリーズタイトルを獲得しています。



元ドライバーのエルトン・ジュリアン率いるドラゴンスピードは2019年と2020年にインディ500に挑戦するも、昨年は感染症の影響で参戦を断念。今年はキュージックと協力することでインディ500に復帰し、最終的にはインディカーシリーズフル参戦を目標としています。



英国出身のステファンはインディ500に過去3回出場。その前にはインディラ一に参戦して優勝を記録。今年はキュージック・モータースポーツからデイトナ24時間レースとセブリング12時間レースに参戦して、共にTOP10フィニッシュしています。



2018年インディ500ではステファンは終盤で3周をリードしたものの、最終的には燃料補給のためのピットストップが必要となり、15位フィニッシュに終わっています。



「この参戦決定までは大変な道のりで、数週間前はまさか参戦できるとは思っていませんでした。しかし、キュージック・モータースポーツとドラゴンスピードが手を結んだことにより、すべてが一つにまとまり、今回のインディ500参戦が決まりました。そして、さらにその先の活動の可能性も見えてきました。そして、このインデイ500ではシボレー勢の一員として参戦できることを誇りに思います」とステファンはコメントしています。



これで、第106回インディアナポリス500は33台すべてのグリッドが埋まりました。

2件のコメント

  1. ステファン、ムニョス、カラムはフルで走ってもらいたいドライバーです
    1. いっくんへ
      いてほしいキャラですよね。特にステファンは不運が多いので、今年のインディ500は期待しています、

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