第4戦アラバマGP リビュー






【オワードが今季初優勝】優勝は去年のデトロイトレース2以来でキャリア3勝目。今シーズンの開幕3レースでは12位、15位、5位。昨年のアラバマGPではトラックレコードでのポールポジションスタートでしたが、3ストップ作戦が裏目に出て初優勝を逃しています。アウトサイドポールスタートのオワードは一時はリーダーのビーケイに2秒以上離され、ラストピットでもビーケイに続く2番手でピットアウトしたものの、そのアウトラップでビーケイをターン5のヘアピンでアウトサイドパス。ビーケイをラストピットストップでオーバーカットして2位に上がってきたパロウを引き離しでチェッカードフラッグを受けました。「10位フィニッシュとか5位フィニッシュとかは目指していません。このチームと共にシリーズチャンピオンを目指したい」とオワードはコメント。チームとの契約延長間近と言われているオワードは、これでランキング5位になっています。







【2ストップか3ストップか】イエローが出れば、ギリギリ2ストップで行けるという状況の中で、結局コーションラップは1周目のスタート不成立での1周と、アイロットがスピンした時の3周で合計4周。2ストップ勢ではレイホール、ロッシ、佐藤琢磨選手らがフィニッシュ後に燃料切れでピットに戻ってこれないほどギリギリでの燃費走行でした。フレッシュタイヤで燃費を気にせずにハイペースで走りたかった3ストップ組も、タイミングの悪いイエローで後半2スティントはロングランになってしまったばかりか、1ストップ分のマージンを稼げず、逆にトラフィックに埋まる結果に。結局、3ストップ選択の最上位は予選8位から7位フィニッシュしたグロジャンで、予選10位だったハータは追い上げたものの単独スピンもあって10位フィニッシュ。予選7位だったニューガーデンは大きく落として14位フィニッシュに終わっています。



【パロウがポイントリーダーに】去年のアラバマウィナーで、今回は予選3位から2位フィニッシュしたパロウがポイントリーダーとなりました。パロウはまだ今期は優勝はないものの、ここまでの4レースで3回表彰台に乗っています。



【パワーがThe Biggest Mover】予選で失敗したパワーはアラバマでは予選ワーストとなる19番グリッドスタート。結果的にフレッシュレッドタイヤが手元に2セット残ることになったパワーはこのアドバンテージを生かして、燃費走行の中でも4位までポジションアップしてフィニッシュ。これでパワーは開幕戦から3位、4位、4位、4位と全てTOP4フィニッシュでランキングも4位につけています。2014年以来2回目のタイトルを狙います。



【シボレーが4連勝】シボレーユーザーのアローマクラーレンSPが開幕3連勝のペンスキー・パーティをストップ。シボレーが4連勝となっています。



【佐藤琢磨選手は13位フィニッシュ】予選17位だった佐藤琢磨選手は予選後のファイナルプラクティスでハードタイヤで6番手、ソフトタイヤで7位と状況は好転。期待されたウェットコンディションにはならなかったものの、フレッシュレッドタイヤでのスタートで、最初のスティントではディクソンの背後まで迫る11位までポジションアップ。しかし、ハードタイヤに変えた直後はペースが上がらず16位までダウン。アイロットのスピンによるイエローで9位へアップしたものの、リスタートで遅れたばかりか、その後もかなりの燃費走行を強いられてペースアップできずにパワー、パジェノー、ハータ、ローゼンクイストに抜かれて13位へ。ラストピットではフレッシュレッドを選択。3ストップのニューガーデンとエリクソンにオーバーカットされて15位まで下がるも、ローゼンクイストとニューガーデンを抜き返して13位フィニッシュ。チームは最終スティントでのフレッシュタイヤを最大限に生かすべく、ハードタイヤでの第2ステントではかなりの燃費走行を琢磨選手にリクエスト。ラストピットを残り29周となる62周目まで引っ張りましたが、フィニッシュ後にはピットに戻れずにコース上で燃料切れになるなどギリギリのレース展開でした。







【次回はインディアナポリス】5月14日土曜日にインディアナポリスのロードコースでインディアナポリスGPが開催されます。



第5戦インディGPは5月14日(土)深夜4:00 生中継!コメンタリー:村田晴郎、武藤英紀 https://www.gaora.co.jp/motor/3408870

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