アイロットとルンガーがオーバル初走行






5月2日にテキサスモータースピードウェイでルーキーテストが行われ、カラム・アイロットとクリスチャン・ルンガーがオーバルでの初走行を行いました。



この日はハイスピードオーバル初走行となる6人のルーキーがテキサスを走行しましたが、アイロットとルンガーはインディライツの経験もないので、オーバル走行自体が初めての経験となりました。



英国出身で23歳のアイロットはこれまでにシミュレーターでのオーバル走行も無く、全くゼロの状態から9時間のテスト走行に挑んでいます。



アイロットは「想像を絶するものでした。実際に走ってみて、オーバルには二面性があることがわかりました。ヨーロッパ視点の典型的な見方で言えば、見た目はシンプルですが、非常に繊細な走り方が要求されますね。すべての面でわずかなミスも許されないということがよくわかりました」とコメント。



この日はスケジュール終盤での集団走行によってトップスピードが大幅に上がる結果になりましたが、テスト序盤ではアイロットはいきなり2番手のマークを記録。チームはオーバル初走行となるアイロットが1日をかけて速度に慣れていくテストプログラムを組んでいましたが、フンコスホリンガーレーシング(JHR)は急遽予定を変更して2週間後の第2戦を見据えてたプログラムへ変更しています。



アイロットは昨年のポートランドとラグナセカでライアン・ハンターレイにコンタクトをとってアドバイスを受けていましたが、今回はJHRがハンターレイにコーチ役を正式にオファーして、アイロットにアドバイスを与えていました。







一方でデンマーク出身のハタチのクリスチャン・ルンガーはインディカー参戦に備えて事前にシミュレーターテストでしっかり走り込んでからの実走行となりました。



「楽しくてクセになりそうですね。今までに全く経験したこと無い感覚ですべてが想定外でしたが、すごく楽しめました」とルンガーはコメント。



この日はまずはチームメイトのグラハム・レイホールがルンガーのレースカーのベースセッティングをまずは確認。ルンガーはレイホールからアドバイスを受けてからコースインし、スピードアップを目指す方向でテストを重ねていきました。







この日はアイロットとルンガーの他に、インディカーでは初めてのハイバンクオーバルの走行となるカークウッド、デフランチェスコ、マルーカス、ジョンソンがテストを行いましたが、いずれのドライバーもインディカーによるチェックをクリアーしています。



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