インディライツチャンピオンのカークウッドがAJフォイトへ加入

インディライツチャンピオンのカイル・カークウッドが栄光のカーナンバー14を継承することになりました。2022シーズンはAJフォイトレーシングからインディカーシリーズにフル参戦します。

2021シーズンインディライツチャンピオンのカークウッドはフロリダ出身の23歳。カークウッドは2018年にUSF2000チャンピオンタイトルを獲得。2019年にインディプロ2000チャンピオンタイトルを獲得していて、インディカーシリーズへのステップアップラダーシステムRoad to INDYプログラムすべてを制した史上初のドライバーとなりました。しかも、3シーズン連続（2020年はパンデミックでシリーズがキャンセル）でのタイトル獲得と言う偉業を成し遂げています。

「2018年のロードアメリカでインディカーチームオーナーとして最初にあったのがラリー・フォイトでした。その時からチームの雰囲気には親しみを持っていました。歴史と栄光に満ちたチームで14番を引き継ぐことは言葉にできないくらい光栄に感じています。まだまだこれからやるべきことはたくさんありますが、インディカードライバーになることにずっとあこがれて来たので、いいタイミングでいいチームに加入できたと思っています」とカークウッドはコメント。

今シーズンのインディライツでカークウッドは全20戦中10勝と7回のポールポジションを記録。チャンピオン争いは10月にミッドオハイオで開催された最終イベントまでもつれ込み、ダブルヘッダーレースの1レース目を制してタイトル獲得を決めています。

• 4歳の時にカートレーシングでキャリアをスタート
• 2016年　F4US選手権参戦
• 2016年　ブランズハッチ開催のフォーミュラフォードフェスティバルで優勝
• 2017年　F4US選手権参戦　20戦中9勝ポールポジション6回でチャンピオンに
• 2018年　USF2000参戦　14戦中12勝
• 2019年　F3US選手権参戦　17戦中15勝
• 2019年　インディプロ2000参戦　16戦中9勝ポールポジション5回
• 2021年　インディライツ参戦　20戦中10勝ポールポジション7回　　

カークウッドはこれまでにインディカーテストに3回参加し、最近では10月にインディアナポリスで開催されたオープンテストに参加しています。

インディライツランキング2位だったカナダ人のデブリン・デフランセスコはすでにアンドレッティオートスポーツに加入してのインディカ―シリーズフル参戦が発表されています。