アイロットがフンコスホリンガーレーシングからフル参戦






フンコスホリンガーレーシングは2022シーズンに関して22歳の英国人のカラム・アイロットとフル参戦契約を結んだことを発表しました。



これまでFIA-F2選手権に参戦していたアイロットは今シーズンはポートランドGPでインディカーシリーズにデビュー。シーズンラスト3レースをフンコスホリンガーレーシングから参戦することで契約ををしていました。



共同チームオーナーのリカルド・フンコスは「2022シーズンのフル参戦の発表できたことをうれしく思います。22歳とまだ若いのに速さがあってフィードバックも的確です。特にラグナセカでのレース後のフィードバックとフィジカルコンディションには目を見張るものがありました。ラグナセカは長くてタフなレースでしたが少しも疲労の色を見せていませんでした。序盤にイエローがあっただけで、あとはノーコーションだったことを考えると、あの体力は驚異的です」とアイロットを評価。



「確かに我々のレースカーはまだまだに詰める余地がありますが、アイロットはレースカーのすべてを引き出す能力があります。この数週間で彼は我々のチームでフル参戦するにふさわしいドライバーだと判断できました。我々の計画を理解して賛同してくれた彼には感謝しています」とフンコスはコメント。



フェラーリ・フォーミュラ1テストドライバーのアイロットはF1のアルファロメオでリザーブドライバーを務めた他、今シーズンはルマン24時間レースにLM GTE AMクラスから参戦し3位フィニッシュ。



2020年はFIA-F2で2勝、6回の表彰台、5回のポールポジションを記録してランキング2位になっています。





今シーズンはデビュー戦のポートランドでは予選19位からスタート。メカニカルトラブルで25位DNF。先週のラグナセカでは予選26位から22位フィニッシュ。レース終盤ではTOP10に値するラップタイムを安定して記録していました。

コメントを残す