設営が進むナシュビルストリートコース






8月8日に決勝レースを迎えるミュージックシティGP。その舞台となるナッシュビル市街地コースの設営作業が進んでいます。



1周2.17マイル(約3.5km)の特設コースの設営作業は夜8時から翌朝5時までに作業時間が限定され、2000基用意されたという全長3.7mのフェンスとコンクリートバリアが一体化された新開発のモジュラーバリアーの約70%の設置がすでに終わっています。



その最先端技術の衝撃吸収システムはFIAが定める最新基準を満たし、朝鮮戦争退役軍人記念橋と日産スタジアム周辺にレイアウトされたコースに設置されます。



今後のコース整備作業としては細かなギャップの修復作業、橋の継ぎ目(エクスパンションジョイント)の交換、新たに凹凸を軽減して成形されたマンホールのふたの固定作業が続けられます。



30台に対応するピットボックスのコンクリート舗装とピットレーンやピットアクセスレーンなどの舗装はすでに終わっています。



コース設営責任者のトニー・コットマンによるとパッシングポイントはターン4、9、10が見込まれています。



特に橋を渡って長いストレートでスタジアム前セクションに突入するターン9はコース幅が7車線分とクリーブランドのバークレイク空港ほどの広さがあって、ターン10への立ち上がりに向けては多くの走行ラインが取れそうだとコットマンはコメントしています。



ミュージックシティGPの模様は8月9日月曜日朝6時30分から生中継されます。



https://www.gaora.co.jp/motor/3213400




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