ミッドオハイオ・インディ200 リビュー






【ニューガーデンとペンスキーがようやくシーズン初優勝】去年の最終戦のセントピーターズバーグ以来、シーズン10レース目の初優勝はチーム・ペンスキーにとって最も遅いシーズン初優勝。ニューガーデンはキャリア19勝目で、チームペンスキーにとったは220勝目となりました。今回で3戦連続のポールスタートだったニューガーデンは、ここまでの3レースで最多ラップリードを記録しながらも勝利を逃していましたが、今回も最多ラップリードを記録し、フルマークの54点を獲得しています。







【チームペンスキーが通算220勝目】チームペンスキーのインディカーでの初勝利は今からちょうど50年前の1971年7月3日にポコノレースウェイでマーク・ダナヒューによるもの。50年目と言う節目の年のアメリカ合衆国独立記念日にアメリカ人ドライバーがポールトゥウィンのパーフェクト勝利を挙げるというチームにとっては歴史的な勝利に。







【エリクソンが手堅く2位フィニッシュ】予選3位だったエリクソンはハータの給油トラブルもあって2位に浮上。一時はリーダーのニューガーデンに8秒以上もの差をつけられながらも、最終的には0.8790秒差で2位フィニッシュ。デトロイトレース1での優勝以来の2回目表彰台でドライバーズポイントも5位へアップ。



【3位フィニッシュして6回目の表彰台のパロウ】ポイントリーダーのパロウは予選ではFAST6進出を逃して7番グリッドからのスタート。パワーのスピンで6位へアップ。ハータの脱落で5位へアップ。ラストピットでロッシとディクソンをオーバーカットして3位へアップ。その結果、ポイントリードを11点広げて39点差へ。



【空回りしたハータ】前回のロードアメリカではアウトサイドポールからのスタートで2位フィニッシュしたハータは今回もアウトサイドポールからのスタート。しかし1回目のピットストップで燃料補給でトラブルがあって25秒を費やして7位へ後退。2回目のピットストップはオーバーカットでの順位を狙ってパロウの2周後にピットインするもののエンジンストールして逆に9位へ後退。その後は7位まで戻すものの燃料が足りずにファイナルラップ手前でもう一度ピットイン。13位でフィニッシュしています。



【琢磨選手は5回目のTOP10】予選19位からレース序盤のアクシデントをうまく避けて14位へ浮上。その後はフェルッチに抜かれて15位へ。新品レッドタイヤ2セットでの挽回を狙って、1回目のピットストップを31周目まで引っ張るも15位キープ。遅めに履いた新品レッドを生かして2回目のピットストップを遅らせてオーバーカット成功。ビーケー、マクロクリン、パジェノーの前に出て12位へ。ファイナルラップ直前にハータがピットインして11位へアップ。ファイナルラップではP2Pをすでに使い果たしていた上に3周古いレッドを履いていたブルデイをかわして10位フィニッシュ。



【フェルッチが全てTOP10フィニッシュ】今季4レース目のフェルッチは9位フィニッシュで出場4レース全てでTOP10フィニッシュ.



【次回は初開催のナッシュビル】かつて開催されたコンクリートオーバルのナシュビルスーパースピードウェイではなく、ニッサン・スタジアム周辺のストリートを舞台にしたミュージック・シティ・グランプリ。スピードと食と音楽の祭典として開催。8月9日(月) あさ6:30 より生中継。



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