インディアナポリスモータースピードウェイのセキュリティスタッフ






インディアナポリススピードウェイ内には多くのセキュリティスタッフが配置され、約1か月間にわたって多くの人が訪れる広大な場内の秩序を維持しています。



正式名称は「セーフティパトロール」。通称は「イエローシャツ」と言われています。定年や退役したベテランが多く、非常に厳しくて、口うるさく、いつも威張っているのが特徴です。







以前に琢磨選手もガソリンアレイ(ガレージ)内での電動スクーターの使用をイエローシャツにとがめられ、なかなか使用が認められませんでしたが、アロンソがイエローシャツの度重なる注意を無視して使い続けるうちにいつの間にかに使用OKになっていました。



彼らが配置される持ち場は毎年ほぼ決まっていて、毎年同じ場所の場内整理を任されています。



これまでは、色あせた年着物のイエローシャツを着た人も見かけたのですが、3年前くらいにIMSの公式ロゴがリニューアルされた時に全員のシャツが一新されています。



イエローシャツの中には見習の学生バイト君もいて、彼らはいずれ将来には口うるさい威張ったイエローシャツになることに憧れています。







イエローシャツは名誉職で、ほとんどの人がインディ500ファンなので、ドライバーの顔がわからないということはまずないかと思われます。



ちなみにハーストシフト社のキャンペーンガールを務め、史上初のレースクイーンであるリンダ・ボーン女史は、アメリカのあらゆるレースで顔パスが通じる唯一の人物と言われています。




2件のコメント

  1. 確かに口うるさく威張ってるというか威厳がありますね(笑)。座り込みしていた若者のに厳しく叱責していたのを目撃しています。でも、中には優しい人もいる事と、てっきりボランティアだと勝手に思ってました。大雨で赤旗中断を経て、再度の雨で途中終了した07年に私に接してくれたご年配の男性が優しかった事、この男性がネブラスカからわざわざ来ているという事で、小銭稼ぎにしては遠すぎると感じたからです。
    さて、どのように優しかったかというと、ずっとパドックの制限エリアの出入り口で「出待ち」をしていた私に声をかけてくれ、色んな会話を楽しんだのち、「いいぞ」と中に通してくれたんです。
    当時の私は日本人から見ても中学生、アメリカ人から見たら小学生に間違われる程の童顔で、子供がいつまでもボーっとしてるのに見兼ねて根負けしてくれたのだと思います。お陰でバリー・グリーンと、ロジャーさんにお会いすることができましたし。「あ!ロジャーさん」と声をかけると「こんな時間にまだファンが残ってたのか?」と言わんばかりに驚いた表情をされていました。いつも通り丁寧で優しい対応をしてくださいました。HPDのプチ祝賀会を見ることも出来ましたが朝香さんを知る方と話せなかったのは残念。パンサーのガレージで「アグリさんは?」と聞いたら「モナコだよ!more importantだから(笑)」と言われたり、スコットシャープのスポンサーのパトロンのトラックではテキーラパーティやってたり、片付けてるだけでなく「アフター」にも色々あるのをみれて楽しかったです。
    長い話ですみません。
    でも威張ってる人ばかりではありませんよ(笑)
    1. いっくんへ
      もちろん威張っている人ばかりではありませんが、IMSは他と比べても異質ですね。

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