Road To Indy 佐藤琢磨への挑戦!撮影が無事?に終了!



昨日9日に埼玉県上尾市のレーシングシミュレーターショップA’PEX上尾店にて琢磨選手とのオンライン対戦を実施!すべての撮影が終了しました。

今回のレースの設定詳細とレースカーのセットアップは「バーチャルの中にも、よりリアルな環境を提供したい」ということで佐藤琢磨選手自らが設定。ロジャー安川氏ほか関係者の協力もあって、かなりこだわりぬいた状況でのレースを開催できることになりました。

デフォルトの決勝セットアップではダウンフォースがありすぎて、どうしてもインディライツのようなスクランブルした展開になってしまうということで、割とプッシュの強い方向のセットになったようです。そこからのロングランでは燃料消費と共に徐々にリアが軽くなってニュートラル傾向になり、簡単にはアウトサイドパスができない、よりリアルなものとなりました。

レースカーのセットアップが完成したのは、本番プラクティスの90分前。番組の尺の関係上、レースはノーコーションの50周=約35分間。クラッシュなどでダメージを受けた時に使えるファストリペア(瞬間修理)は1回までというシビアな設定にして、慎重なドライビングが求められる状況でのレースとなりました。

日本からは一般募集の20人のシムレーサーにプラスして、中野信治教官からの特訓を1週間前に3時間だけ受けたレッドブル・チーム・無限からスーパーGT500クラスに参戦するホンダファクトリードライバーの笹原右京選手が挑戦。

笹原選手は収録前日まで岡山国際サーキットでスーパーGTの開幕テストを行い、この日は岡山からの上尾入り! プラクティス開始の19時には間に合わずに19時30ごろに到着。急遽、プラクティスタイムを30分間延長しましたが、番組冒頭の顔出し収録の都合もあって、たった15分間で予選セットと決勝セットの確認ができただけでの本番挑戦。


ノーコーションということもあって、序盤はみんな慎重な走り。マルチカークラッシュの発生は無く、ハーフウェイまでの脱落はたったの4台。シムレーサーたちの高い腕前に、中野レース解説を担当した中野信治さんも驚いていました。


今回は琢磨選手のスケジュールを始め、笹原右京選手の開幕前テストなどもあって、撮影スケジュールの調整が難航したのですが、A’PEX上尾店の多大なるご協力によって、無事に予定通り撮影を終わらせることができました。

1件のコメント

コメントを残す