カナーンがチップガナッシレーシングに復帰
2004年シリーズチャンピオンで2013年にはインディ500を制しているトニー・カナーンのチップガナッシレーシング加入が発表されました。
2021シーズンはロードストリートのみ#48で参戦するジミー・ジョンソンに代わってオーバルレース4レースに参戦することで2年契約を結んでいます。
合わせてNTT DATAとBryantがチップガナッシレーシングとスポンサー契約を結びカナーンをサポートすることになっています。
NTT DATAはゲートウェイとトロントで#48のプライマリースポンサーを務め、セントピーターズバーグ、インディアナポリス、ラグナセカ、テキサスで#10のプライマリースポンサーを務めます。
Bryantは100年以上もの歴史を持つ熱交換器の製造メーカーで古くからインディカーのスポンサーを務め通算15勝を挙げています。
カナーンは2014シーズンから4シーズンでチップガナッシレーシングからフル参戦し、2014年最終戦のフォンタナで1勝を挙げています。カナーンにとってはこれが最後の優勝になっています。
2021シーズンはテキサスでの2レースとインディ500、ゲートウェイでの4レースの身の参戦ですが、最近では2017年にテキサスで2位フィニッシュし、ゲートウェイでは2018年に3位フィニッシュを記録。インディ500ではこの5年間で3回(4位、5位、9位)のTOP10 フィニッシュを記録しています。
そして通算17勝のうち15勝をオーバルレースで記録し、通算14回のポールポジションのうち11回をオーバルトラックで記録するというオーバルに特化した実績を残してきました。
インディ500においては出走19回中14回でラップリードを記録。トータル345周のラップリードは歴代14位です。そして2013年の優勝の他に7回のTOP5フィニッシュも記録しています。