最終戦、タイトル争い以外の5つの見どころ



これまで13レース、トータル1300周以上で争われてきた2020年インディカーシリーズもいよいよ最終戦を迎え、15年連続で最終戦までもつれることになったチャンピオン争いに注目が集まっていますが、それ以外の5つのポイントを紹介します。

【Wパワーの復活】 チームペンスキーはセントピーターズバーグ市街地コースでは過去13ース中9勝、9回ポールポジションを記録。パワーは過去2勝、ポールポジションは8回も獲得。今季もここまで2勝、ポールポジション4回を獲得しています。

【ターン1でのバトル】 ローカル飛行場の滑走をを使用したホームストレートから市街地コースへ入るターン1ではこれまで500回以上ものオーバーテークが発生しています。それと同時に数多くのアクシデントも発生しています。ワイドなコース幅からタイトに切れ込む上に、コンクリート舗装からアスファルト舗装に変化するということもあって数々のドラマを生み出しています。

【ルーキー争い】 現在、ルーキーポイントをリードするのは20歳になったばかりのオランダのリナス・ビーケイ。3回のTOP5フィニッシュを記録し、ハーベストGPレース1ではポールポジションを獲得してキャリアベストとなる3位表彰台に乗っています。
追いかけるスペイン人のアレックス・パロウは第3戦のロード・アメリカGPレース1で3位表彰台に乗ったものの、その後はシングルフィニッシュが2回だけと苦戦が続いています。
ビーケイは現時点で54点をリードし、最終戦はスタートさえすればルーキーオブザイヤーが決定します。

【大物新人のマクロクリンがデビュー】 27歳のニュージーランド出身のスコット・マクロクリンがチームペンスキーからインディカーデビュー。マクロクリンはオーストラリア・スパーカーシリーズで3年連続チャンピオン。
念願のインディカー初レース。2021シーズンはペンスキーからのフル参戦がすでに決定。

【今季未勝利ドライバー】 ここまで4年連続で最低1勝は記録しているアレクサンダー・ロッシは今季未勝利。5回の表彰台でラスト4レース連続での表彰台。3位3回2位が2回。セントピーターズバーグでは過去4回出走して平均フィニッシュは7.75位。一昨年は3位で去年は5位フィニッシュしています。

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