スタート時のマルチカークラッシュを検証する




レーススタートで発生した”マルチカー”クラッシュ(マルチクラッシュは誤用)を検証します。



インディカーのスタートルールでは最終ターンあたりに設けられたスタート(リスタート)ゾーンにレースリーダーが差し掛かったらグリンフラッグが掲示され、その瞬間から全車追い越し可能になります。コントロールライン通過まで待つ必要はありません。



スタート(リスタート)ゾーンはコースサイドのフェンスに「START」のボード(矢印)が2か所取り付けらえていて、その間がゾーンとなります。



上の写真ではポールポジションのウィル・パワーがリスタートゾーンに差し掛かる前にパロウとパジェノーが前車に詰まって隊列から飛び出しています。



この時点でグリーンフラグはまだ掲示されていません。



リスタートゾーンの位置はスタート前のパレードラップ中に確認することになっています。今回はパレードラップ3周ののちにペースラップ1周で2列になってグリーンフラッグでした。



スタート前のパワーのペースラップはペースカーの速度を維持し、ウェービングもチェックアップ(加減速の繰り返し)もしていないのでルール通りです。



1件のコメント

  1. パワーは昔からスタートリスタートのこのルールをかなりしっかり守ってる印象がありますね
    ブルデーとかはF1みたいに好き勝手にリスタートしていたイメージ

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