予選FAST9でのダウンフォースとギアレシオ


「予選FAST9でのダウンフォースとギアレシオ」
#30と#27のエンジン回転数とコーナーリング速度を比較しました。https://t.co/WEncEuKvWs#Indy500 #indycar #indyjp pic.twitter.com/trBidPp1ZG

— 稲D(@Ina_D_Indycar) August 17, 2020



予選初日よりも気温が涼しくなって、風が強くなった予選2日目FAST9セッションはドライバーだけではなくエンジニア達の勝負でもありました。





琢磨選手のレースカーはフロントウイングは寝かせ目でエクステンションを左右に装着。リアウイングは立て目です。ターンでは228mphで通過。





ロッシのレースカーはフロントウイングは立て目でエクステンションは画面右側だけに装着。リアウイングは寝かせ目です。ターンでは226mphまで落ちています。





エンジンの最高回転数は12000rpm。
琢磨選手は追い風のフロントストレートエンドで6速でエンジン回転数は11968rpm/237mphです。





琢磨選手は向かい風のバックストレートエンドでは5速でエンジン回転数は11976rpm/231mphです。





ロッシは追い風のフロントストレートエンドで6速でエンジン回転数は11841rpm/237mphです。





ロッシは向い風のバックストレートエンドで5速でエンジン回転数は11861rpm/231mphです。





琢磨選手がフロントストレッチで5速から6速へのシフトアップするのはピットレーン入口の横あたりです。232mph。





ロッシがフロントストレッチで5速から6速へのシフトアップするは下の写真の位置。琢磨選手が6速に入れた位置では230mphで3mph遅いです。



つまりギアレシオの違いでロッシはエンジン回転数を使い切っていないことになります。

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