ペンスキーコーポレーションへの全ての譲渡手続きが完了



ペンスキーコーポレーションは現地1月6日にインディアナポリスモータースピードウェイ(IMS)、インディカーシリーズ、IMSプロダクションの取得手続きが完了したことを発表しました。

代表のロジャー・ペンスキーは
「この先のインディアナポリスモータースピードウェイとインディカーレースには大いに期待しています。この2か月間、IMSとインディカー、IMSプロダクションの譲渡手続きに関してハルマン&カンパニーとの綿密なやり取りが続き、その結果、スムーズに譲渡が完了しています。今後もスピードウェイとインディカーシリーズの発展に尽力したい」とコメントしています。

これで、ペンスキーコーポレーションは史上4代目のIMSオーナーとなります。

100年以上もの歴史を持ち1日開催の単独イベントとしては世界最大のスポーツイベントであるインディ500を開催するインディアナポリスモータースピードウェイは地元実業家のカール・フィッシャーによって1909年に完成。

1927年には第一次大戦の撃墜王だったエディー・リッケンバッカーがオーナーとなり、その後は第2次世界大戦後の1945年に地元の実業家のトニー・ハルマンがオーナーとなって、休止していたイベントを世界最大のレースイベントへと成長させました。

当時は年に一度のインディ500の開催だけでしたが、1993年からNASCAR,2000年からF1世界選手権の開催が始まり、その後はモトGPやスポーツカーレースの開催など、多くのレースイベントが開催されるようになっています。

さらには1996年よりインディカーシリーズを主催、運営し、その映像撮影部門として発足したIMSプロダクションは現在は様々な映像撮影制作を行っています。

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