
ジョセフ・ニューガーデンは199周目のアンダーグリーンでのラストピット(4回目のピット)を6秒ほどの燃料補給時間で済ませると、ライアン・ハンターレイの前でコースに戻ることに成功。このピットタイムの短さと燃費走行にとらわれないペースの速さがこの結果につながりました。
トップ勢は3ストップでのフィニッシュにこだわったために、レースを通じての燃費走行を強いられていました。
そんな中で、予選7位スタートからなかなかTOP5に上がれなかったニューガーデン陣営は思い切って作戦を変更し、136周目のビーチのクラッシュによるイエローの時に、ラストピットからたった16周でもう一度ピットインして、燃費走行にとらわれずにフルリッチでハイペースで走り切る作戦を選択。
そのイエローの時にはリードラップはたった11台で、8位にいたニューガーデンと以下2台がピットインしたので、1ポジションダウンしただけで、9位でコースに復帰しています。
ニューガーデンはアンダーグリーンでのラストピット前はかなりのハイペースを維持して自己ベストも更新。その自己ベストの次の周にラストピットを行っています。
その結果、燃料に余裕のあったニューガーデンは燃料補給時間を満タンの時よりも約2秒短い約6秒ですませ、ハンターレイの前でピットアウトすることに成功しています。