AJの功績をたたえた銅製の煉瓦がブリックヤードに埋め込まれる



インディアナポリスモータースピードウェイのスタートフィニッシュラインに残るブリックヤードに、インディ500で初めて4勝を挙げた功績をたたえてAJフォイトの名前と優勝年が刻まれた銅製の煉瓦が埋め込まれました。

インディアナポリスモータースピードウェイが完成した1909年当時はアスファルト舗装の技術が無く、路面をタールで堅めただけでした。

貧弱な舗装はレースには耐えられず、1910年にはコース路面が改修されて320万個の煉瓦がコース上に敷き詰められました。

戦後になって、コースは徐々に煉瓦の上からアスファルト舗装が施されるようになりましたが、当時コースオーナーだったトニー・ハルマンの発案で、スタートフィニッシュラインの1ヤード分だけは歴史的遺構としてそのまま573個の煉瓦が残されました。

AJフォイトは1958年にルーキーとしてインディ500に初出走。1961年に初優勝し、その後も1964年、1867年、1977年と優勝してインディ500史上初めて4勝を挙げた人物になっています。

その後に通算4勝を達成したリックメアーズとアル・アンサーの功績をたたえる記念煉瓦も後日埋め込まれる予定になっています。

コメントを残す