新しい安全デバイス、AFPを正式導入



インディカーは今回の合同テストから新しい安全デバイスであるアドバンスト・フロンタル・プロテクション=AFPを正式に導入しました。

SFPはF1のHALOに代わる安全デバイスで、ドライバーの頭部への飛来物を排除する目的で装着されます。

AFPはチタニウム製でダラーラによって制作され、モノコックにボルトで固定されます。


インディカー側の説明では空力的影響は最小限に抑えられているとのことですが、琢磨選手のコメントではヘルメット前で乱流が生じてヘルメットが持ち上げられる感じがするとのこと。

視界に関しては「かなり気になる」ということで、位置的にドライバーの頭に近く、左右の目の視差の間に入り込む形になるために、ターン入口で外側の壁に寄ってからターンのエイペックスへステアする時の視線移動や、エイペックスからターンを立ち上がってアウトサイドの壁に視線を移す時などに琢磨選手の効き目である右目に死角が生じるので、かなり違和感を感じるということでした。

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