マーカス・エリクソンがSPMからインディカーにフル参戦
シュミットピーターソンモータースポーツ(SPM)は元F1ドライバーのスウェーデン人、マーカス・エリクソンを#7でフル参戦させることを発表しました。
28歳のエリクソンは今シースンはザウバーからF1世界選手権にフル参戦。これまで通算95レースに出走し、ベストフィニッシュは2015年のオーストラリアGPの8位で、先週のメキシコGPでは9位フィニッシュを記録。今シーズンはあと2レースを残しています。
「SPMのメンバーとして参加できてうれしいです。5年間のF1に続くキャリアとしては最高の環境だと思います。チームのみんなとの新シーズンが待ち遠しいです。インディカーでもいいレースをしていきたい」とエリクソンはコメント。
F1デビューは2014年のケータハムで、それ以前は2007年に英国フォーミュラBMWでタイトルを獲得。2009年は全日本F3選手権でチャンピオンになり、その後は英国F3,GP2アジアシリーズに参戦してきました。
エリクソンは2019シーズンはインディカーシリーズにフル参戦すると同時にザウバーのリザーブドライバーも務めることになっています。
「インディカーでは新しいレーストラックやオーバルレースなど学ばなければならないことは多い。大変なチャレンジだと思うがインディカーレースに参戦できることはエキサイティングで今から待ち遠しい」とエリクソンは新たなチャレンジに期待しています。
SPMからはエリクソンの他にジェイムズ・ヒンチクリフがフル参戦するほか、ジャック・ハービーがSPMとシャンクメイヤーレーシングのコラボレーションのもとで数レースにスポット参戦し、現在はリハビリ中のロバート・ウィッケンズのために#6を用意するとしています。
来シーズンはチップガナッシから フェリックス・ローゼンクビストがフル参戦し、二人のスウェーデン人がフル参戦することになります。
かつてスウェーデンからはステファン・ヨハンソン、ケニー・ブラック、ニクラス・ヨンソン、フレデリック・エクブロムがインディカーレースに参戦し、ブラックは1999年にインディ500を制しています。