ソノマGPまとめ



【ハンターレイがポールトゥウィン】 85周のレースで80周をリード。2位のディクソンに2.75秒の差で優勝し、フルマークの104点を獲得。なのにindycar.comにはレース後に写真も記事も載らず・・・。これで、今季はデトロイトレース2以来の2勝目。第10戦ロードアメリカ終了時にはランキング2位まで上がりましたが最終的にはランキング4位。

【ディクソンがチャンピオンに】 これで5回目のチャンピオンタイトル獲得。過去には2003, 2008, 2013,2015シーズンでのタイトル獲得がありましたが基本的には「ディクソン優勝5年周期の法則」に乗っ取っています。これで過去4回のタイトル獲得はマリオ・アンドレッティ、Dフランキッティ、Sブルデイを抜いて歴代単独2位となり、7回タイトル獲得のAJフォイトに続くことになりました。

【スタートでつまずいたロッシ】 ランキング2位で最終戦を迎えたアレクサンダー・ロッシは、予選ではレッドタイヤを決勝に温存するというギャンブルをして6番手。決勝はオープニングラップにチームメイトのMアンドレッティと接触して最後尾へ後退。そこから猛烈な追い上げを見せて39周目にはリーダーのハンターレイの前に出て自力でラップバック。43周目にルーティンピットストップをした直後にレイホールが止まってフルコースイエロー。これで、前との差を一気に詰めて、リスタート後は面白いように前車を抜きまくって7位まで浮上。”アンダーカット”を狙ってラストピットを早めにしたロッシは5位まで上げるものの早めのピットストップのために最後は燃料がきつくなり、マルコに抜かれて6位フィニッシュ。スタートの時の接触が無ければ逆転タイトルの可能性もあったかもしれません。

【いいところが無かったペンスキー勢】 ポイント3位タイだったニューガーデンは予選3位からスタートするものの、最初のピットストップでエンジンストールさせてしまい万事休す。今季予選ワーストの7番手スタートだったパワーは着実に追い上げて、レース終盤は自己ベスト更新で追い上げまくるもののディクソンを捕まえることはできずに3位フィニッシュ。

【デビューレース9位のオワード】 インディカーデビューレースながらも予選5位とただならぬ才能を見せた19歳のメキシコ人ルーキーのパトリシオ・オワード。レーススタート後は徐々に遅れ始めてレース折り返しを丁度過ぎたころにはリーダーから57秒遅れの13番手まで後退しました。その後は45周目にレイホールがストップしてフルコースイエローになると、休憩して少し持ち直したのかPフィッティパルディやピゴットを抜いて9位にまで順位アップしてフィニッシュしました。

【トラブル続きのRLLR】 佐藤琢磨選手は15周目にターボトラブルでDNF。レイホールはバッテリートラブルでコース途中でストップ。その後レースに戻ったものの19周遅れの23位に終わっています。2019シーズンは琢磨選手とグラハムに加えてもう1台追加するという情報もありますが、継続の2台はシーズンオフ突入と同時に2019シーズンへの準備に取り掛かります。

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