5か年計画でインディライツを強化



インディカーとインディライツを統括するアンダーセン・コンサルティングはインディライツシリーズ強化のための5か年計画を発表しました。

インディカーへのステップアップシリーズに位置するインディライツの機能強化と参加ドライバーと参加チームの増加など、以下の項目が5か年計画の主軸となります。

①参戦予算の削減
②賞金の増額
③インディカードライバーライセンスのガイドラインの見直し
④インディカーテストプログラムの拡大

予算削減に関しては新規参戦チームへのシャシーの販売価格のディスカウント他、既存の参戦チームに対しても交換パーツ、タイヤ、エンジンリース料の低減などでコストダウンを図ります。

優勝賞金の増額ではインディアナポリスモータースピードウェイでのフリーダム100の優勝賞金を50,000ドルに引き上げる他、すべてのレースでTOP3フィニッシャーへの賞金を増額し、シリーズチャンピオンへのスカラーシップは110万ドルに引き上げて翌年でのインディ500を含む最低3レースへの参戦を確約します。

インディカー参戦のライセンス発給基準に関してはシーズン中の複数レースでTOP3フィニッシュするか、フル参戦の場合はランキング5位以上となります。

さらにインディカーシリーズへ参戦中のチームがインディライツへ新規参戦する場合は参戦費用を10万ドル以上削減できるインセンティブプログラムを設けるとしています。

2019シーズンよりインディライツに新規参戦を予定するチームにはオフシーズンに行われるミッドオハイオでの2日間のテスト費用とホイール月のタイヤ6セットが無償支給されることになっています。

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