ピエトロ・フィッティパルディが復帰
5月3日にベルギーのスパフランコルシャンで開催された世界耐久選手権でクラッシュし、両足を骨折の重傷を負っていたピエトロ・フィッティパルディがミッドオハイオから復帰します。
フィッティパルディはアメリカに戻った後はインディアナポリスモータースピードウェイのインフィールドに停めたモーターコーチで生活し、インディカーのメディカルコンサルタントを務めるテリー・トラメル先生の治療を毎日受けていました。
22歳のピエトロは元F1世界チャンピオンでインディ500で2勝しているエマーソン・フィッティパルディの孫で、元F1,インディカードライバーのクリスチャン・フィッティパルディの従兄弟にあたります。
そのクリスチャンも1997年のゴールドコーストでクラッシュして足に重傷を負っていますが、ピエトロの治療中は自分の体験を交えてずっと励まし続けたということです。
デイルコインレーシングのチームメイトのセバスチャン・ブルデイも去年のインディ500の予選で重傷を負ってミッドオハイオ戦からレースに復帰していますが、その時のブルデイの治療法が早い復帰のために大いに参考になったということです。
ピエトロは4月7日に開催されたフェニックスでのレース以来の復帰となりますが、そのフェニックスではその日最初のイエローとなるクラッシュで23位に終わっています。