ルマン優勝エンジニアのリーナ・ゲイドがシュミットに加入


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モータースポーツ界で最も有名なエンジニアの一人が2018シーズンは活動の場をインディカーシリーズに移します。

シュミットピーターソンモータースポーツ(SPM)はルマン24時間レースでアウディに3回の総合優勝をもたらした女性エンジニアのリーナ・ゲイドがJヒンチクリフのエンジニアを担当することを発表しました。

インディカーレースとしては初めての女性主任エンジニアとなります。

昨シーズンまで長らく「低い車高が大好き」なアレン・マクドナルドがJヒンチクリフを担当していましたが、2017シーズン終了後に「自分の居場所はなくなった」とチームを離れています。

ゲイドは「インディカーで働くチャンスを得られたことを光栄に思います。子供のころにナイジェル・マンセルがインディカーで活躍していて夢中になってレース中継を見ていました」とコメント。

「インディカーでの仕事はこれまでの経験とは全く違ったものになるでしょうが、色々吸収してチャレンジしていきたい」と意欲を見せています。

インド出身のゲイドは英国に渡ったのちにレースに関わり、FIA(国際自動車連盟)の女性の為のモータースポーツ活動委員を務めてきました。その後はエンジニアとしてフォーミュラBMW、A1グランプリ、
GTレースではジャガー、アウディ、ベントレーで働いてきました。

マンチェスター大学の技術者の学位を持つゲイドは2011年にルマン24時間レースで史上初めて総合優勝した女性エンジニアとなりました。2012年は世界耐久選手権(WEC)でシリーズタイトルを獲得。2014年には2回目のルマン24時間レース総合優勝を果たしています。

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