エンジニアリング強化を図るアンドレッティオートスポーツ


写真左から
ロン・バーンホースト、ニック・ハインツ、ギャレット・マザーセッド、ジェレミー・マイルス、アマンダ・ランド、エリック・ブレッツマン、スコット・グレイブス、ネイザン・オルーク、マイク・キッチアレーリ、レイ・ガスリン、ブライアン・ペイジ

2017シーズンから佐藤琢磨選手が所属するアンドレッティオートスポーツのエンジニア陣が2017シーズンに向けて始動を開始しました。

この2シーズンでエンジニアリングとオペレーションディレクターを務めてきたロブ・エドワーズがCOOに昇格し、チップガナッシレーシングでSディクソンのエンジニアを担当し3度のタイトル獲得経験のある新規加入のエリック・ブレッツマンが新しくテクニカルディレクターを務めることになりました。

2016シーズンにエドカーペンターレーシング(ECR)でJニューガーデンのエンジニアを担当していたジェレミー・マイルスがチームに復帰してAロッシのエンジニアを担当します。

アンドレッティオートスポーツは2016シーズンはAロッシが第100回インディ500での優勝しながらも、ランキングではCムニョスの10位、Aロッシの11位、Rハンターレイの12位、Mアンドレッティの16位と苦しいシーズンとなり、夏ごろから新シーズンへの体制強化へ動き出していました。

チームオーナのマイケル・アンドレッティはオーナーとしても現役時代に引けを取らない勝利への情熱を持ちつづけ、毎日朝9時にはインディアナポリスのワークショップに誰よりも早く姿を見せます。マイケルが非常に仕事熱心で誰よりもワークショップで時間を過ごすことは武藤選手や琢磨選手からも聞いています。

これまでロッシの担当だったエンジニアのクレイグ・ハンプソンはSブルデイのデイルコイン移籍と同時に引き抜かれましたが、ほぼ同時にJニューガーデンのペンスキー移籍でECR離脱が確実となった担当エンジニアのジェレミー・マイルズの獲得に成功しました。

マイケルを強力にサポートし、チームの体制強化を図るのがCOOに就任したロブ・エドワーズ。チーム全体を理論的にシステム化して体制強化を図っています。

3年前まではシュミットピーターソンでチームディレクターを務め、パジェノーが2勝を挙げたほかアレシンも2回3位フィニッシュしています。

エンジニア陣ではこれまで通りにRガスリンがハンターレイを担当し、NオルークがMアンドレッティを担当します。そして琢磨選手を担当するのはKV時代の2年間にタッグを組んだGマザーセッドとなります。

スポンサーではhhgreggがMアンドレッティのメインスポンサーとなることが決定し、DHLも2020年まで
ハンターレイをサポートすることが決定しています。

大きく体制強化を図るアンドレッティオートスポーツ。ペンスキーやガナッシに対して、マイケルが現役時代から培ってきた勝利への飽くなき情熱こそがチームのDNAだとRエドワーズは語っています。

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