プロフェッサーB 車検について


https://youtu.be/wrN3tbEfIDo
シーズンごとにチェック項目が増えてゆくインディカーの車検ですが、2016シーズンでおよそ280か所を1台あたり10分で検査作業をしています。

①まずは安全対策に関する検査
②プリチェックでは軽量頑強に制作されたテンプレートを使用してエアロキットの形状をチェック
③テンプレートでは全検査項目の25%をチェック
④セットアップパッド(定盤)乗せるときにアンダーボディーをチェック
④定盤に乗せてまずは車重と4輪のコーナーウェイトを計測
⑥フロント2か所とリヤ1か所に基準面を設定するアタッチメントをつけて車体を基準面に設置
⑦計測器やテンプレートなどを使用して基準面からの正確な寸法を計測
⑧ホイールベース(前後輪の距離)など一部にはレーザー光線を使用して精密計測
⑨この2年間ではノーズ基準検査台を使用してフロントノーズの設置ポジションや形状などを精密に検査
⑩これによってレースカー本体を持ち込まなくてもフロントノーズの基準面との位置関係が精密に検査できる
⑪計測結果はデータベースに蓄積されるとともにチームとも共有される
⑫現場では12人の車検担当スタッフによって1台につき280の検査項目を10分で検査完了させる
⑬インディ500では予選ごとに検査するので42人のスタッフ総出で車検作業にあたる

インディカーでは非常にシステマチックに素早く正確に車検を行っています。車検は一部のレーストラックでは観客が自由に見学できるようになっています。

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