
問題のシーンはレースリスタートとなった45周目のターン5。エリオ・カストロネベスがチャーリー・キンボールをブロックしています。松田さんもこの動きに反応してコメントしています。
で、審議の結果はカストロネベスにブロッキングで「ポジションを譲れ」という判定が出ました。

この裁定では現状のポジションを後続に譲ればOKということになります。その時点でハンターレイがキンボールを抜いて前に出ていたので、カストロネベスはハンターレイにポジションを譲ってペナルティを消化したことになります。
レース後にキンボールは「ハンターレイではなく僕の後ろに来るべきだ」とコメントしていましたが、ルール上は問題ありません。もし、キンボールがごぼう抜かれしていたとしてもエリオはキンボールの後ろにまで下がる必要はなく、ブロッキングした時の順位を後続に譲ればいいということです。
「接触したと思ったのは自分の勘違いだった、謝りたい」
と言っていましたね。
番組でもそのインタビューはお伝えしています。