国際映像が来ないとプリレースセレモニーはお伝えできません

去年から現地放送がNBCSNの時は国際映像はNBCSNの開始30分後くらいからの配信になっています。我々はNBCSNと同時に配信を開始するようにリクエストしていますがそうはなっていません。原因は不明です。

今回の国際映像配信開始は日本時間午前2時でした。

上記の進行表には「お祈り」や「国歌独唱」の記述はありません。

イベントスケジュールによってはお祈りくらいから配信されてくる場合もありますが、空撮だけで映像がちゃんと来なかったり、現地PA音声がちゃんと来なかったりする場合は残念ながらお見せできません。
その場合には天野さんのリポートをお送りする場合があります。

私もこの仕事を25年くらいやっていて、レース中継番組がレース前セレモニーをちゃんと現地音声で見せるようなったのは私が担当したNASCAR中継が最初なので、セレモニーをちゃんと見たいという意見はよく理解しています。

国歌演奏中に喋ったりするのは失礼ではないかという意見もあるようですが、映像音声に国歌演奏が来れば、コメンタリーを乗せるようなことはしません。

現場では国歌演奏中でも、仕事中のチームクルーやTVクルーは帽子やヘルメット取らずに作業を続けますし、ABCが放送の時はプリレースをあえて紹介せずにVTRを流したりすることもあります。なので、国歌演奏中は必ずしも沈黙しなければいけないということではないのです。

ということで、次回は天野さんにskypeで”グリッドラン”でもやっていただきましょうか。
今回はレースタイムが1時間38分。今季2番目の短さでした。

3時間5分の生中継でした。

2件のコメント

  1. 天野さんに、自撮り棒を持たせてあげたら、中継楽になりませんかね?
    毎回、天野さんがカメラ(スマホ)ポジショニングで悩んでいるのが気になって…
    1. 苦痛が増えるだけになります。
      普通の自撮り棒を使っての動画撮影は余計にぐらつく上に
      端末が遠くなり、直射日光のもとでは画面が見辛くなります。
      今回は背面カメラへの切り替えがうまくいかなかっただけなのでやむを得ないところです。

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