ハルマン・ジョージ家の人々
今年のスタートコマンドはハルマン・ジョージ家4世代にわたる一同が行いました。
ハルマン・ジョージ家はインディアナポリスモータースピードウェイのオーナー一族です。
この有名なスタートコマンドを定着させたのは戦後にスピードウェイのオーナーとなったトニー・ハルマンでした。インディアナポリスでベーキングパウダー販売他で成功したビジネスマンで、インディ500をイベントとして盛り上げるための様々な演出を行いました。
インディ500をここまでの世界的なビッグイベントに成長させたのはトニー・ハルマンの功績と言っていいでしょう。
1977年にトニー・ハルマンが他界すると、妻のメアリー・フレンドリック・ハルマンがこの役を引き継ぎました。
98年にメアリーがなくなるとハルマン家の一人娘の”マリー”ハルマン・ジョージが引き継ぎました。
マリーは次女でしたが、姉は生まれた直後に亡くなったため、ハルマン家の資産すべてを引き継いでジョージ家に嫁ぎました。なので、ハルマン家の名前を残して「ハルマン・ジョージ家」としています。