フェニックステスト プラクティス4  琢磨選手「内容には満足していない」



午後5時からはじまり、どっぷりと日が暮れた8時まで行われたプラクティス4でしたが、Hカストロネベスがさらにスピードアップし190.894mph、19秒2735をマークしてトップ(2日間総合でもトップ)をマークしました。


琢磨選手はセッション序盤のまだトラックに長い影が落ちる時間帯に行った予選シミュレーションで自己ベストの188.679mph、19秒4998を記録、その後は日が暮れるとは決勝レースを想定してのロングランを行い、セッション4位(そのタイムだと2日間の総合では13位)で終えました。
【佐藤琢磨選手のコメント】
セッション4位という順位ですが、このセッションの内容には満足していません。非常に厳しい内容のセッションでした。予選シミュレーションを1回やった後はずっとダウンフォースを付けてのロングランをやりましたが、夜になると全くコンディションが変わってしまい、空気抵抗が上がりすぎてギアも合わなくなってしまい思うようにスピードが伸びませんでした。これだと決勝ではペンスキーやガナッシに全く太刀打ちできません。まだまだ詰めなければいけないところがたくさんあります。テストとしては様々なトライができたのでデータを持ち帰ってエンジニア達と詰めていきたいです。新体制になってまだ間もないので完全に機能しているとは言えませんが、去年までに比べて非常に生産性が高まってきたと言えます。それにしてもフェニックスは体にきついですね。ロングランをやってみてわかりましたが横Gがものすごいですよ。体がこんな感じで(下写真)持って行かれる感じです。


今後のテストは3月2日にセブリングで行われる予定になっています。

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