インディカーが3人のスチュワードを決定



インディカーは2016年シーズンのスチュワード(審査委員)3人を発表しました。

インディ500で2勝しているアーリー・ライエンダイク、モータースポーツ業界のベテラン、ダン・デイビス、元インディカードライバーのマックス・パピスがレースコントロールチームに加入しスチュワードを務めます、

チーフスチュワードはDデイビスが務め、組織を統括します。この40年間、デイビスはゼネラルモータースとフォードを渡り歩き、フォードレーシングテクノロジーのディレクターを19年間務め、インディカー、NASCAR,F1,NHRA,USAC,ラリークロスなどにかかわってきました。そして、2008年にフォードを離職すると、ユタ州のミラーモータースポーツパークのCEOをしていました。

ライエンダイクはオランダ出身の元インディカードライバーで、インディ500で2勝を含む通算7勝を挙げ、1996年のインディ予選では1周の最速レコードを樹立しています。その時の時速237.498マイルは依然として破られていません。

パピスはイタリヤ出身の元インディカードライバーで、キャリア3勝を挙げ、2001年のラグナセカでは予選25位から優勝してもっとも後方グリッドから優勝したドライバーという記録を持っています。

レース中に3人はレースコントロールに陣取って映像や様々なデータからレースを監視し、ペナルティ発生の有無などをチェックします。3人のいずれもが問題定義ができ、それに対しての裁定は多数決で決定されます。

レースディレクターは引き続きブライアン・バーンハートが行い、フルコースイエローか、ローカルイエローか、レッドフラッグにするかなどの全体的なレースコントロールを行います。

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