第100回インディ500にタイトルスポンサー


インディアナポリスモータースピードウェイは現地21日、5月29日開催の第100回インディ500に「ペングレードモーターオイル」がタイトルスポンサーとして決定したことを発表しました。

100回目の開催を迎えるインディ500にイベントタイトルスポンサーがつくのは史上初になります。

「ペングレードモーターオイル」の製造する総合潤滑油メーカーであるD-Aルブリカンツ社はインディアナ州で創業し、1950年代からインディ500とかかわりを持っています。
www.penngrade.com.
今回の契約は3年契約で2018年大会までイベントスポンサーを務めることになります。

D-Aルブリカンツ社は1955年のインディ500にチームスポンサーとして参戦。1956年のインディ500ではボブ・スワイカートが6位フィニッシュしています。さらにその翌年以降にはUSACインディカーシリーズにフル参戦し1957年に1勝、1958年には4勝を挙げています。2015年はレイホールレターマンラニガンレーシングのアソシエイトスポンサーを務めました。

この度、D-Aルブリカンツ社は入門レースカテゴリーや市販車マッスルカー向けのハイパフォーマンスエンジン用オイルとして「ペングレード1」オイルの発売を開始。合わせて「ペングレードオイル」ブランドを立ち上げました。

これまで、インディ500ではイベントタイトルが付いたことは1度もなく、インディアナポリスモータースピードウェイには他のスピードウェイで見かけるような広告看板は一切ありませんでした。

それ以外では1960年代に建設された電光掲示板に文字広告が入ったり、パゴダにボンバルディア(現在はパナソニック)のロゴマークが入ったり、TV中継放送でCG合成によるバーチャルビルボードなどはありました。

今回のイベントスポンサー決定はまさに歴史的な出来事ということになります。

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