アラバマGPでの重大局面



ラスト10周でのJニューガーデンとGレイホールのバトルは手に汗を握りましたが、それ以上の重大局面は2回目のフルコースイエローとなった時でした。

2回目のピットストップをするかどうか、このイエローで作戦がわかれました。ニューガーデン、カストロネベス、ディクソンらがピットインしていますが、残りを1ストップでフィニッシュするには40周目以降のリスタートが必要でした。ストラテジスト達この時に手に汗を握っていたでしょう。

結果的に40周目でリスタートとなりましたが、これがもう1周早ければニューガーデンも燃料切れになっていたかもしれません。

あとはこの時ピットインした人たちがどこでラストストップを行うのか、どのタイヤを使用しているかが注目点でした。このスティントをフューエルウインドウまで持たせるためには相当のロングランとなり、タイヤにも厳しいであろうことが想像できるからです。

そして、ラストピットを63周目に行ったHカストロネベスは最終ラップで燃料切れでピットイン。64周目にピットインしたマルコ、ムニョスはフィニッシュ後に燃料切れ。ハンターレイ、パワーはピットまで戻って来れました。

このことからも39周目にリスタートしていたらニューガーデンもエリオと同じ状況に陥った可能性は高いでしょう。ニューガーデンの最終ラップのタイムは1:13:9994(レイホールは1:11.9275)でした。

ということで、今回優勝したニューガーデンのタンクは最後はカツカツだったわけですが、それとは逆に小倉さんのタンクはフルタンクとなり、番組終了した瞬間にスタジオを飛び出していったのでした。
3時間1分の生中継でした。





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