ミスター500、逝く

12月29日日曜日に
オイル添加剤で有名なSTPの元会長で
”ミスター500”と呼ばれたアンディ・グラナテリさんがなくなりました。
90歳でした。

グラナテリ自身も1948年にドライバーとして
インディ500に挑戦しましたが予選アテンプト中に大クラッシュして
レースキャリアを終えています。
その後はオイル添加剤で有名なSTPのスポークスマンとして活躍し
自らのチームでインディ500に参戦を続けました。



中でも有名なのが1967年のタービンカー。


そして、1969年には念願のインディ500初優勝。
ドライバーはマリオ・アンドレッティ。
うれしさのあまり
ビクトリーレーンでマリオにキスをした時の映像や写真は有名です。


その後、アンドレッティオートスポーツでは
インディ500で優勝するとビクトリーレーンでキスをするのが
恒例イベントとなっています。

その後は
1992年にインディアナポリスモータースピードウェイの殿堂入りし
2002年にはアメリカモータースポーツの殿堂入りをしています。

近年ではインディ500の決勝前日の公開ドライバーズブリーフィングで
スピーチをして指輪のプレゼンター役をやっていました。
おそらく松浦選手や武藤選手も彼から指輪を受け取ったことがあるはずです。

でも、松浦選手も武藤選手も彼のことは当時よくわかってなかったんでしょうね。


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