佐藤琢磨に学ぼう!



http://bylines.news.yahoo.co.jp/tsujinohiroshi/20131219-00030808/ 辻野君が面白い分析をしていますが
私は少々違う見方をしています。

①佐藤琢磨はトップアスリートである 常に攻めのまったくブレのないレーススタイル。
これは最大の魅力です。
やはりディクソンのような堅実タイプよりも、
シェクターみたいなタイプの方がレースを盛り上げます。
レースファン初心者が見ても琢磨選手のレーススタイルはわかりやすく
その魅力が伝わりやすいのだと思います。


②佐藤琢磨はトップセールスマンである この部分が突出しています。
琢磨選手は自分の存在のアピールの仕方、売り込み方が抜群です。
限られた時間になることが多いメディアの露出時間で最大のアピールができる。
これは大きな武器になります。
レースをするうえでスポンサー獲得は不可欠です。


③佐藤琢磨はエンターティナーである。 琢磨選手は人に見られているということを120%意識しています。
これはほかのアスリートにはなかなか見られない部分です。
以前に武藤選手が
「琢磨さんは”佐藤琢磨”を演じてる」と言っていましたが
まさにそんな感じです。

その見られている、見せる(魅せると)いうことで
非常に大きな存在感を常に生み出しています。

毎年開催されるファンミーティングも自らが企画構成演出にかかわり
とことんこだわって納得のいくイベントにして行っています。



琢磨選手の話術は「わかりやすい」ですが
けっして「コンパクト」ではありません。
番組では編集があるので「コンパクト」に見える時もあるでしょうが、
現場インタビューなどでは総じて長時間になります。
重要なのはそこにキャッチーなーフレーズと
取材する側が期待しているフレーズがたくさん入っていることです。
それらは長い喋りでも非常に楽な編集作業をもたらしてくれます。
結果的に「コンパクトな」「わかりやすい」コメントに仕上がるわけです。

見られている、見てもらうことを十分に意識して
その中で最大限に自分をアピールする。
これは、結果がよくなかったレースの時でも同じです。
それが佐藤琢磨選手の最大のポイントなのだと思います。



2件のコメント

    1. まわりからどうみられるか意識することは
      かなりのプロ意識がないと難しいですよね。

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