2014シーズンからツインターボに統一へ




インディカーは7月25日に2014年シーズン以降のすべてのエンジンはツインターボに統一することを発表しました。



今回の決定は、今後のエンジンパフォーマンスのさらなるイコール化を目指してインディカーのエンジン部会による会議で承認され、すでにエンジンを供給しているホンダとシボレーは、まったく同一条件で戦うことになります。



インディカーのコンペティション、オペレーション部門責任者のデリック・ウォーカーは「戦力均衡化のためのツインターボへの統一は、さらなる接戦を演出することになる。シボレーもホンダも決定に対しては非常に前向きであり、レース内容なさらなる向上と、レーステクノロジーのレベルアップにつながるだろう。」とコメントしています。



インディカーでは2012年から排気量2.2リッターのV6ターボエンジンとなり、シボレーはツインターボ、ホンダはシングルターボを採用していました。シボレーはターボブーストのレスポンスに優れるツインターボを採用し、ホンダは過去に実績がありオーバル、特にスーパースピードウェイで
有利とされるシングルターボを採用していました。



当初は開発の選択の幅を広げて、より開かれた競争を行う目的で、ターボチャージャーの規定はツインターボとシングルターボの両方を認可していましたが、当初の想定以上にパフォーマンスの差があり、その差を埋め合わせるためはターボ規定の変更しかなかったのかもしれません。

コメントを残す