NEW TRACK RECORDへ向けて

インディカーは技術の進歩とともに
レースの安全性とスピードの向上を共に追求する決定を下しました。

これまではスピードが上がればそれだけリスクも高くなってきましたが
現在の技術レベルでその問題を解決し
さらなるスピードを追求しようというわけです。

50年前にパーネリー・ジョーンズが時速150マイルの壁を突破し
1984年にトム・スニーバが時速210マイルに到達し
1996年にはアリー・ルイエンダイクが時速237.498マイルのトラックレコードを出してから
もう14年間その記録は破られていません。
それまではポールデーはドライバーの「スピードへの挑戦」
という面でのドラマも持っていました。

それ以来、名物場内アナウンサーのTカーネギーの
「It is a neeew track record!!!」の名調子が
スピードウェイにこだますることはありませんでした。
(39秒くらいから)


この5月にインディカーの競技部門の重役となったデリック・ウォーカーと
スピードウェイを所有するハルマンカンパニーのCEOであるマイク・マイルズが
第100回記念となる2016年のインディ500で
新たな記録が生み出されるのを目標に先頭に立ってこの計画を推し進めます。

それに伴い、評議委員会が結成されました。
· Derrick Walker (chair), incoming INDYCAR President, Operations and Competition
· Roger Griffiths, Honda Performance Development Technical Division Director
· Chris Berube, Chevrolet Program Manager, IZOD IndyCar Series
· Andrea Toso, Dallara Head of R&D and U.S. Racing Business Leader
· Dale Harrigle, Firestone Senior Project Engineer, Race Tire Development
· Dario Franchitti, Target Chip Ganassi Racing Driver (Honda)
· Ryan Hunter-Reay, Andretti Autosport Driver (Chevrolet)
· Tim Cindric, Penske Racing President (Chevrolet team)
· Bryan Herta, Bryan Herta Autosport Owner (Honda team)
· Brian Barnhart, INDYCAR Senior Vice President of Operations
· Will Phillips, INDYCAR Vice President of Technology

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