ホンダのターボが変更に

みなさーん、
ここもテストに出ますよー。




ということで
いろいろと物議をかもした今回のホンダエンジンのターボスペックの変更ですが
最終的には変更が許可されて、今週末のサンパウロ戦から
新スペックになります。

0.57 A/R compressor cover が0.74 A/R compressor cover に変更されます。
A/R compressor cover とは、
排気ガスがタービンを回す側のパーツの部分です。



上の図がA=エリアと、R=ラジアス(半径)の比を表していますが
要は空気を吹き込む管(ストロー)の太さとタービン(風車)の大きさの比になります。
今回のケースではタービンの大きさは一緒なので、管の太くすることになります。

たとえば、
口にストローを咥えて息を吹き、風車を回すとします。

ストローが細ければ少ない息でも空気の流速は上がり
風車は少ない息で回転を始めますが
ストローが細いので吹き込む空気の量には限界があって
高回転では頭打ちになります。

ストローが太ければ少ない息では流速が遅くて
風車はなかなか回り始めませんが
大きく息を吹き込めば、それだけ多くの空気を
風車に吹き付けることができます。

今回のパーツ変更によって、ホンダのターボエンジンは
低回転域でのレスポンス重視から高回転域でのパワー重視へと
キャラクターを変えたことになります。

こんな感じの説明であっているでしょうか?
専門家のフォローがほしいところですが。



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