ロードストリートでのイエロールールが変更に


Photo:Indycar

ロードストリートレースでのフルコースイエロー時のルールが
今週末のロングビーチグランプリから若干変更されます。

まず、ピットレーンオープンで入れるのは
リードラップ(トップど同一周回数)のレースカーのみとなり
ラップダウンは次の周でのピットインになります。
これで、ピットレーンの混雑がだいぶ解消されます。

そして、レース残り20周以降でのリスタートでは
ラップダウンはリスタート前の周でピットレーンをドライブスルーし
リードラップカーの後ろに並びなおすことになります。

新しいルール・・・・・どうでしょうねえ。
ピットオープン時のルール改正は状況は改善されるでしょうが、
レース残り20周もある時点から、
ラップダウンを隊列の後ろに並ばせるというのはいかがなものでしょうか。

たとえば、
優勝候補が不運にレース序盤でもラップダウンとなり
ものすごい追い上げで1台づつリードラップカーを交わして
ついにはラップリーダーを抜いてラップバックしようというその時に
フルコースイエローがでてしまい、しかもリスタート時点でレース残り20周。
ラップバック間際だった優勝候補はピットレーンをドライブスルーして
すべてのリードラップカーに道を譲る・・・・・。

こんな展開は興ざめですね。
新競技長のバーフィールドは
「これでコーションラップが2周くらい減らせる」と語っていますが、
CARTが同じようなルールを1996年か97年に採用して
数レースで元のルールに戻した記憶があります。

ラップダウンが後ろに下がるのは
せめてラスト5周くらいからがいいと思うのですが。

コメントを残す