インディ500でのチップガナッシの誤算

ファイナルラップで燃料切れになってしまい
ピットインしたフランキッティ。
一体チームはなんでこんなミスをしてしまったのでしょうか?

L158でブリスコーとベルのクラッシュで
イエローになりましたが、
ピットオープンでピットインしたのは
ダニカ、バゲット、キンボール。

あと1周でリスタートとなるL164で
リーダーだったダリオと8位だったヒルデブランドが
ピットに飛び込んできました。ここで残り36周。
何とか最後まで走れる周回数です。
これはいい作戦に出てきました。
(下写真)
この時点で4位にいたディクソンはステイアウト。
ガナッシとしてはどちらに転んでも
優勝が十分に狙えるところでした。

しかし、この時に実際には満タンにすべきところを
なぜか、燃料が十分に入っていませんでした。
結果、フランキッティは燃料が足らず
もう一回ピットインして12位フィニッシュ。

一方のディクソンもL180で
アンダーグリーンで最後のピットストップをして
そのまま最後まで全開で行く作戦に出ました。

一時リードしたダニカ、バゲットらの燃料が足らず、
ピットに消えて行ったあとは燃料セーブに励むトップ勢を尻目に
時速220マイルオーバーを連発して
ラスト3周の所ではヒルデブランドに続く2番手にまであがってきました。

しかし、レースリザルトは5位。
明らかに最後は燃料セーブのためにペースダウンしていました。

予選のポールデーでも、
フランキッティはTOP9を決めるセッションでも
4周目に燃料切れになってしまい
暫定ポールから9番グリッドに転落しています。

ここまで3度もの燃料計算ミス。
一体どうしてしまったのでしょうか。

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