【九州選抜を終えて　畑田優奈】

九州選抜を終えて

 
新チームとなり、早2ヶ月が経ちました。私にとって、九州選抜は苦い思い出であったので、選抜が始まることは怖かったです。去年と同じようになるんじゃないかという不安が多くありました。昨年度より枠が1つ増えて、周りの方から｢今回こそはいける、大丈夫｣という期待の視線に私は耐えて戦えるのか、最後の最後まで不安でした。

1つ大会をクリアして、期待されている今を楽しむことがその場でできることを最大限に発揮するコツなのかなと思いました。団体戦には、コートに立てない人もいるという現実があって、コートに立つからには結果にこだわって最後まで戦う義務があります。それは、個人戦とは違う団体戦ならではの緊張感があり、私は今大会でその感情を怖がり続けてしまいました。その結果が今回の自分の試合の敗因だと思います。

しかし、悪かったところばかりではなく、勝ったことない選手に勝つことができたり、シングルス1として昨年より堂々と試合することができたりしました。まだまだ選手としての力不足を感じましたが、できるようになったことも見つけることができ、大きく成長できた大会となりました。

次の目標は、全国選抜でベスト8に入ることです。全国の壁は厳しいものですが、団体戦で自分がコートに立ち、今度はプレッシャーを楽しんで、結果に変えていきます。

また、今大会で、みんなの強さを改めて感じました。私が負けてもみんなが勝ってくれて、チームが勝つという経験をさせてもらって、チームに支えられたなと強く思いました。また、コートの外からいつも一緒に練習しているみんなが拍手してくれること、試合前に声をかけてくれること、私の勝ち、チームの勝ちを信じてくれていることは、今回の結果に大きく反映したと思います。心強く、レベルの高いみんなと練習ができる環境を活かし、私も心強いメンバーになれるように、生きた声かけを心がけて部活動に励んでいきます。

今大会は有観客で、会場まで足を運んでいただき、拍手を送ってくださりました。たくさんのパワーをもらいました。だから、私の試合を見てくださった方に、元気を与えられるような試合ができるようになりたいと強く思います。

これからも率先してチームを引っ張っていき、応援したいなと思っていただけるようなチームを造っていきます。

応援ありがとうございました。

 
2年 畑田優奈