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【インターハイを終えて 渡邊彩花】

インターハイを終えて

 
自分にとって2回目のインターハイ、最後となるインターハイが終わりました。

去年初めてインターハイを経験してから365日が経ち、あっという間に最後の大会となりました。目標としていた「全国ベスト8」には届きませんでしたが、後悔はありません。全力を尽くし、やりきりました。

団体1回戦、去年の経験があったからこそ、緊張もなく堂々と戦えました。経験というのはとても大きいと強く感じ、経験のおかげで勝つ事ができ、次に繋げることができ嬉しかったです。勝つ事が当たり前ではないからこそ、勝てた時の喜びはとても大きかったです。

2回戦では、S1のベンチに入る事ができ、1年生の時からずっと一緒で、心強い仲間でもあり、越えたい壁でもある愛菜の試合を間近で見れて、1番近くで応援する事ができました。互角にやり合い、どっちが勝つか分からない、とても感動する試合でした。

最後の最後まで諦めず、全員が、チャレンジャーの気持ちを、向かっていく気持ちを強く持って戦えた団体戦だったと思います。

個人戦では、「どんな時も笑顔で楽しもう」と2人で決め挑みました。

1回戦、緊張なども含め、上手くいかないことが多くありました。それでも、少しずつポイントを積み重ね、最後は勝つ事ができました。逆転してもされても、気持ちを切らさず乗り越えることができました。

2回戦では、初戦ほどの緊張もなく、自分たちの思い通りのプレーができ、相手に流れを渡さず、2人のペースで試合運びができました。大胆なプレー、思い切ったプレーが勝ちに繋がったと思います。

3回戦では、相手の強いストロークに押されてしまいました。やり合える部分はたくさんあったものの、それをゲームに繋げることができませんでした。でも、マッチポイントを握られても1球1球しのぎながら、カウントを忘れるくらい目の前の1ポイントに集中して戦うことができました。もっと戦いたかった、コートに立ちたかった、という思いはありますが、今自分にできる最大限の事を発揮できたと思います。

上に上がれば上がるほど、自分たちのプレーも良くなってきて、最高のパフォーマンスをする事ができました。

約1年、愛菜とダブルスを組む事ができ、愛菜だから乗り越えられた壁がいくつもありました。たくさん助けられ、とても頼もしい存在でした。

個人戦シングルスでは、たくさんの感動する試合を見せてくれました。特に8がけの試合では、お互い1歩も譲らず、1ポイント1ポイントがハイレベルなラリーで、心に残る試合でした。応援したくなるプレー、見ている人を魅了させるプレーを見せてくれました。だから、九州の学校や対抗戦をした学校など、たくさんの人が応援してくれるのだと思いました。

全国という舞台で1勝することも難しい中、全部で3回も勝つ事ができました。これは、たくさんのサポートがあったおかげです。サポートがあったおかげで、ここまで来ることができました。キャプテンや仲間、たくさんの方々への感謝の気持ちを忘れず、その感謝の気持ちをきちんと相手に伝えていきたいです。

そして、卒業するまでの残りわずかな時間を大切にし、次のステージに向け更にレベルアップしていきます。

たくさんの応援ありがとうございました。

 
3年 渡邊彩花