ブログ

【県総体を終えて 姫野蘭】

 
県総体を終えて

 
高校に入って初めての県総体が終わりました。5日間はあっという間で、沢山の事を学ぶことの出来た5日間でした。自分が今回の県総体で感じたことが3つあります。

まず1つ目は、自分が他の人よりも早くに試合に負けると、とても悔しいということです。負けた時に悔しいと感じるのは今までもそうでした。しかし、周りに仲間がいて、みんなが勝っていると今までより、とても悔しく感じました。負けてからは、まだ試合が残っている人達のフォローをしたり、他の人の試合の応援をしたりしました。もちろんそれらもとても大切なことで、学ぶことも多くありました。例えば、他の人がどうして勝てているのかや、何が自分と違うのか、何が自分に足りないのかなどを考え、学ぶことが出来ました。しかし、やっぱりみんなと同じステージに立って戦っていきたい、もっともっと上のステージで戦ってみたいと強く思いました。

その為にこれからやらなければいけないことが見つかりました。それが、自分が2つ目に感じたことです。これから自分がやらなければいけないことは沢山あります。その中でも、1番はどっちも同じ技術量で、同じくらいの調子だった時に相手に競り勝てるパワーと気持ちを持つことだと思います。自分が負けた時も、4-6と競りました。しかし、最後には自分が攻めることが出来ずに負けてしまいました。だから競っている時の終盤でも強気で攻める事が出来るパワーと絶対に自分が勝ってやるという強い気持ちを持って戦えるようになっていかないといけないと思いました。その次にやらなければいけないことは、基礎体力をつけることです。1試合1試合の最初から最後まで全力で戦えなければ意味がありません。だから、当たり前ではあると思いますが、最後まで全力で戦える体力をつけるトレーニングをやらなければいけません。この他にも速いラリーになった時にオープンスタンスでも打ち返せるようになる練習や、フォアのグリップ改善、フォアのボールの当て方の改善、チャンスボールを高い所で速いタイミングで打つ練習、テンポを変えて打つ練習など沢山あります。このことを一気に解決しようとするのではなく、1つ1つ確実に解決していきたいと思います。そして、次の試合では今回の試合よりも上のステージに立てるように日々努力します。

3つ目は、みんなが応援したいと思える選手になるということです。試合を見ていると、「カモン!」という風に声を出していたり、ガッツポーズをしていたりする選手がいました。自分は、「この選手を応援したい」「この選手に勝って欲しい」と思いました。そして、そのような選手は試合の態度や相手に対する態度もよくて、気持ちよく試合を見ることが出来ました。さらに、団体戦では1人が声を出すと周りの選手も続けてポイントをとるということもありました。だから、自分も声を出して、試合をしているだけで周りの士気をあげられる、この選手を応援したい、そう思ってもらえるような選手になりたいです。

今回の県総体では思うように結果がでず、シングルスもダブルスも目標には届きませんでした。しかし、試合をする中で得たものはとても多くあります。だから、ここでくじけずに、新人戦に向けて、また前を向いて、より高みを目指して日々の練習に取り組んでいきます。

 
1年 姫野蘭