ガッツワールド
新木場1stRING大会
19:00start
【Remember the 7・19】
☆マスクドミステリー&吉野達彦 vs 翔太&新井健一郎
いや〜それにしても、まさかあんな初物だらけのマッチメークで
あんな化学反応が起きるだなんてねぇ
本当に驚いたわ
それもあの化学反応は、経験豊富なオレとか進祐哉選手が起こしたのではなく
ほんとにまだペーペーの若手4人が起こしたんだから
いや〜本当に、こんなことってあるんだねぇ
だってこれを書いている今も、ちょっとまだオレ高揚しているからね、マジで
なんのことかって、今回参戦したプロレスリングACEさんの旗揚げ戦でのことなんだけどな
↓↓↓
11月12日、プロレスリングACE旗揚げ戦
WRESTLE-1道場にて
立花誠吾&○頓所隼&進祐哉 (19分53秒、ドラゴンスープレックス) デニス篠原&習田紘昌●&新井健一郎
↑↑↑
この試合、オレと進選手を除けば全員、今年デビューしたての選手でさ
特にオレと組んだ二人なんて、共に2か月前にデビューしたばっかりで、まだ2〜3試合しかやってないときたもんだ
当然、オレは2人のことをまったく知らないまま会場入りすると、早速彼らとご対面
ほほ〜、2人ともかなりヤンチャなタイプじゃないの(笑)
てことは、じゃ〜今日はそういう試合をしたがっているのかなぁと思って、彼らに確認すると
「はい、自分たちもそういう試合がしたいです」と
うんうん、そうでしょ〜ね!そうでしょ〜ね!
じゃ〜、おじさんに任せなさい!と(笑)
で、いざ試合が始まり、なんとな〜く導いてみたら
これがちゃんと着いてきてくれるんだわ、まだ2〜3試合しかやったことがない彼らがさぁ!
当然まだ地に足が着いてない部分だらけだったけれども
それを差し引いても、もうおじさんお口あんぐりでしたわ
ほんとマジでね、この試合ちょっとでも気ぃ抜いたら、彼らに全部持ってかれるわって
コーナーに控えているときでも一切、ダラッと出来なかったわ
18年選手のこのオレが、昨日今日デビューしたやつらに引っ張られるて(苦笑)
で、また対戦相手の若いのも、まぁいじめ甲斐のあるやつでさぁ!
何回も反撃されかけたけど、その都度3人でズルく止めてペースを持ってかれないようにして
「こんなの勝てっこないじゃないか!」
てとこまで心を折ってやろうとしたけど、折りきれんかったもんなぁ
で、「この若造が!」って癪に障ってたら
いつの間にか負けてたと(笑)
でも、この試合の途中で気づいちゃったのよ
「あれ?ここ、オレの居場所じゃね?」てね
だってもう完全にドラゲーのリングから干され始めた当初の
STYLE-Eとかガッツワールドに、外敵として単身乗り込んで行ったときと同じなんだもんな
こっちの状況だったり、あっちの境遇だったりってのがさ
あのときもインディープロレス界に多少の波風を立たせたつもりだし、だったらここも単発で終わらせてなるものかってね
なので試合直後にマイクを持って、次回の大会がいつやるのかまったく知らないまま
で、その日が空いてるかどうかもわからないまま、旗揚げの祝辞と挑発を織り交ぜながら継続参戦を勝手にアピールしたら
その場で即答で代表からOKもらえましたわ
で、控え室で確認したらその日空いてたんで、次の仕事をこの日参戦してた他団体のレスラーを出し抜いて、まんまとゲットしてやりましたわ
いや〜あとだしじゃんけんも、有効な場合ってあるんですね(笑)
まぁでも今回は旗揚げ戦てことで、御祝儀的な部分もあっただろうし
オレが出た6人タッグも、あの日行われた全5試合中唯一のタッグマッチだったりで
まぁそりゃ沸くのは沸くわなってなもんでね
だから次の大会からが本当のスタートだと思って、ぜひともがんばってもらいたいもんですな
そして一日も早く、一人前のプロレスラーになってみろと
そのヒントは、もう手に入れたも同然だしな
なんたって君らの目の前には、こうなったらお仕舞いよ的な
典型的なダメレスラーの新井健一郎がいるんだからよ(笑)
というわけで、プロレス界へようこそ
まぁでもこれからしばらくはオレのオモチャになってもらうんで、今後ともよ・ろ・し・く・ね