インディ500にデビューする7人のルーキー



インディ500予選に通過した7人のルーキーはインディアナ州酪農協会主催のランチパーティに招かれました。

インディ500チャンピオン(インディ500では1レースでもチャンピオンと呼ばれる)はビクトリーレーンでシャンパンではなく牛乳で祝杯をあげますが、ドライバーは事前に牛乳のタイプを指定することができます。その牛乳のスポンサーがインディアナ州酪農協会です。

その7人のルーキーの中で最上位グリッドとなる4列目アウトサイドの12番グリッド(230.782 mph)を獲得したNASCARと掛け持ち参戦のカート・ブッシュ((No. 26 Suretone car for Andretti Autosport)は「自分だったらカッテージチーズをリクエストする」と語っています。


予選13位のジャック・ホークスワース(No. 98 Integrity Energee Drink car for BHA/BBM with Curb-Agajanian)は「ここまでは予想以上の出来です。インディ500は実際に参加してみると、これまで見てきたものとは全く別物で、予選日は人生の中で一番緊張した1日でした」と振り返っています。
ジェイムス・デービソン(No. 33 KVRT Always Evolving Racing)は「歴史的なイベントに参加でき、素晴らしいドライバーたちと共にレースができることを光栄に思っています。 」と意気込みを語っています。
インディ500でミルクを飲む起源は1933年に優勝したルイ・メイヤーがレース終了後に個人的にミルクを飲んだのが最初で、1936年に2勝目を挙げたメイヤーがビクトリーレーンで牛乳を飲むとその姿が写真に収められ、その後数年間優勝者にはミルクがふるまわれるようになりましたが、1956年からは当時のスピードウェイオーナーだったトニー・ハルマンが牛乳瓶でのセレモニーを正式なセレモニーとして採用しました。


ルーキーで牛乳を手にしているのは過去8人。
1911 Ray Harroun
1913 Jules Goux
1914 René Thomas
1926 Frank Lockhart
1927 George Souders
1966 Graham Hill
2000 Juan Pablo Montoya
2001 Hélio Castroneves
今年の7人のルーキーがどんな戦いをするのか楽しみです。

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