インディアナポリスでのウイングアングル



レギュレーションでリアウイングのメインプレーンのアングルは‐10.5度までと決まっています。普通はウイングを立ててダウンフォースを稼ぐのですが、インディアナポリスでは逆に寝かせて寝かせて、寝かせすぎて‐10.5度と逆に前縁部分のほうが高くなっています。





基本的なダウンフォースはボディの底のウインドトンネルで発生させているので、前後のウイングはバランスの釣り合いをとるのが主な目的です。写真は単独走行での予選仕様ですが、決勝レース仕様では集団走行でのダーティエアーを想定してガーニーフラップを装着したり、アングルを変えたりして対応します。このダウンフォースををどこまで多めにつけるかが決勝レースでのトップスピードを左右するのですが、決勝当日の気温と湿度によってダウンフォース量は大きく変化するのでセッティングは実に難しいところです。そのために予選日翌日とカーブデーで最終セットを煮詰めます。

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