スタートまで気が抜けないのもインディです

今回のレース、諸般の都合で番組開始から5分後にスタートコマンド、12分後にグリーンフラッグの予定だったので、番組開始前の打ち合わせではコメンタリー陣も私も完全に余裕をこいていました。琢磨選手の予選インタビューも本来は4分あったものを1分21秒に編集して流す予定でした。



しかし、番組開始30分前くらいで、レーススタートのディレーが決定!!!、急きょプリレース構成を一から考え直し、中継映像でちょろちょろ流れてきたドライバーのインタビューとあらかじめ編集してあった開幕2レースのダイジェストとを組み合わせて台本なしで生放送に突入!現地映像はインディライツの録画を流し始めましたが、その間に挟まれて流れてくるドライバーのインタビューを本番中に別モニターで確認しつつ裏で録画しながら追いかけて放送にインサートしました。
 結局はレーススタートは番組開始から2時間37分後となり、本来であればチェッカーフラッグが出されていたはずの時刻。ここまでの2時間37分は台本なしのアドリブ、村田さんへの進行指示はほぼ全部トークバックでの口移し、撮って出し進行のぶっつけで行きました。コメンタリー陣もスタジオサブのスタッフ陣も打ち合わせなしでの2時間半ものぶっつけ本番でのプリレース進行を見事にやり遂げました。

ここまでのディレーは想定外で空腹に耐えるのがきつかったですね。


去年のインディ500並みの4時間45分の生中継でした。

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