インディカーのテクノロジーがソチへ




昨シーズンの2013年6月までパンサーレーシングで、チーフエンジニアを務めていたデイビッド・クリップスがボブスレーとスケルトン(うつぶせの)のアメリカチームメンバーとして、ソチ五輪に参加します。



クリップスは2002年シーズンにはブラッドリーモータースポーツで服部茂章さんのエンジニアを担当。その後はモーナンレーシングで高木虎之介選手のエンジニアを担当していたりしたので私もよく知っています。”ヘンタイさーん”と呼びかけるとよく喜んでいました。



そのクリップスはインディカーでの経験を買われ、アメリカチームのボブスレーとスケルトンの開発を担当してきました。



6機の二人乗りボブスレーはアメリカにあるBMWのデザインオフィスで設計され、そのステアリング装置はレイホールレターマンラニガンレーシングで作られました。



クリップスとウィンタースポーツとのつながりは2012年のデトロイト戦で、アメリカのリュージュのチームがチームスポンサーのナショナルガードの招待で招かれたのが始まりとのこと。



近年ではボブスレーなどの開発テストにはテレメトリーシステムやデータロガーが使われ、そのデータ解析が非常に重要になっているとのことで、クリップスのこれまでの経験が十分に活かされているということです。





※加筆 2014年ソチ冬季五輪大会が終了して2人乗りボブスレーでは女子が銀メダル、男子が銅メダルを獲得しています。

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